パン

香房 やまぶどうのティールームでサービスしているパンは、薪のキッチンストーブのオーブンで焼いています。昔の蒸気機関車と同じで、薪の火を使ってオーブンを温めます。温度調節は薪の火が燃える、その燃え方だけで調整をします。パンそのものも勘や経験に頼るところがありますが、このオーブンは100%経験だけが頼りなのです。で、近頃やっと使えるようになって来たと思っています。薪の量や薪の質、乾き具合、いろいろありますが、最も大事なのが木の燃え具合を見ながらダンパーの調節をすること。今日もパンを焼いていますが、すべて順調、少しの薪で目標の200度キープしています。ベストの状態で間もなくパンが焼けてくるでしょう。ティールームはきっといい香りがしていることと思います。